2016年10月17日月曜日

顎関節症スプリントの方の治療

若い女性で顎がゆがんで痛い。
顎関節症スプリント
噛み合わせと顎が外れるなど悩んでいた方がおりました。


顎が歪んでいるため、カクカクしたり噛み合わせが悪いので困っておりました。

治療に来られたその方の状態は、平な椅子に腰掛けてもらうと身体が斜めでした。
顎関節スプリントの治療は呼吸と共に自律神経に働きを掛け不自然な顎の動きを治します。この方は体に絶えず力が入っておりました。少しの動作で身体が構えます。不自然な力が入らな無くなるとカクカクする噛み合わせは収まり治りました。

治すのに、まず正中線という見方をします。
足首の位置、
膝の位置、
骨盤の向きと高さ、
股関節の向きと位置、
腰の位置、
坐骨の位置、
脊椎の傾きや湾曲の状態、
肩甲骨の向きと動きの位置、
頚椎の湾曲と傾きの位置、
頭部の傾き、
顎の動き、
腕の動き、
これらの可動範囲や不自然な位置と動きを診断します。

初診で来られた時は、ご本人に理解していただくため説明しながら診断を行います。
ご本人が知らないうちに身につけてしまったクセや動きが身体に関係していることが大きいです。気が付いてもらうことも大切です。

口の開閉で困っているいる方は、無理に固定したり引伸ばすといった矯正では筋肉やその人の筋力が反発します。本人が構えないでムリ無く、力を抜いている状態で治すのが早道です。良くなる治療は治療中に寝てしまうぐらい身体がリラックスします。力が抜けてる状態で、その最中に良くなる動きをするので治るのです。つまり脳が学習した骨格の動きと筋肉の動きを呼吸を見ながら自律神経の作用で治しています。

自律神経の作用は重要です。
顎関節症を治したくて合わせて他の悩みも解決されます。自律神経(交感神経と副交感神経)が正常に働かないと、疲労が解消できにくい、更年期などで、のぼせたりしやすい、ひんぱんに手に汗をかく、寝汗をかく、など現れるます。それらも解消します。

一つ良くなると次々と良くなります。