2017年4月20日木曜日

片頭痛がよくなる

慢性の片頭痛から脱するには?






結論:体の歪みを直すことです。






片頭痛がよく起きる方の体。
躰、躯、軀、体幹がよくない人が非常に多いです。元々の躾が悪いんでしょうか。



歪みは不正です。漢字というのは良くできてますよ。そこで、今日は「からだ」体、身体、に関連する字について触れます。




身体、常用漢字以外の文字で言い表すと、躰、躯、軀、躾があります。漢字というのはよくできてますよね。

文字は読めない方もいると思いますが、どちらも体、身体のことを意味していることは察しがつきますよ。部首の「へん」と「つくり」を見ると大変興味深いです。



躰の文字は身に本と書きます。
体、身体のことを表す文字です。二文字でなく一文字で表せます。本当の体ですね。


躯の文字は体の身には各部位が区分してできていることを表しています。正しくは軀と書くそうです。區の字はさらに細かく体、身体はパーツで構成されているということが現されてます。体は身体の部位のどこか一つ不具合が起きると体幹は歪みます。各部はみんな繋がっているんです。




私どもの治療の根幹に「体幹を整える」という方法があります。20年前に伝授を受けた一つなのですが、最近あちらこちらで「体幹を整える」という文字を目にしたり、言葉を耳にするようになりました。私どもの治療は20年以上先を行ってたということです。しかし周辺では結構乱暴乱雑な方法が目に付きます。体が痛くない人は刺激が必要かも知れません。しかし身体各部でどこか痛い人は強い刺激には注意しょうね。余計歪みますからね。




体幹が整った状態で体幹を鍛えると体躯がよくなる体育があります。体育科目で主に小中学生である子が対象の話になりますけど、この時期に体、身体が歪んだりしてたら、体育しても躰は成長しません。

体の成長時期に歪んだ体、身体を直して、伸び伸び体幹を鍛え使うることが大切です。そうすれば立派な体格が作られ成長します。それが体躯や体軀だと思います。


ちなみに、体躯の文字の順序を入れ替えた字で、躯体(くたい)という字があります。構造物などに使うのだそうです。骨組みをしっかり組んで行かないと雨、風、台風、少しの地震に耐える建物ができませんからね。地に立つ上で幹がしっかりしてないといけないのですよね。





最後に躾。
習慣が人を作ります。身を美しく。

ボデイラインとかっていうとモデルさんみたいなイメージが浮かびます。しかし着物を着ての姿で考えてみてください。流線で申し上げると、顎がひけて、肩が開いていて、背筋が伸びていて、お尻がきゅうと上がってる姿勢はシャキッとして見ていても気持ちいいですよね。姿勢美、これを姿美といいます。


正座をしている状態が悪い姿勢だったり、椅子が体に合ってなくて腰掛け方が誤っていたら、そのことを知らずして、20年30年と長く習慣としていたら、長時間をかけて身体を変形させて歪みさせることになります。

習慣は人を作ります。気がついた時はゆがんだ骨格に沿って筋肉がついてねじる動きをすることになります。関節各部の可動域も狭くなります。そーなってから習慣を改めても遅いのです。取り戻すには治療が必要となります。

躾は子供だけの話ではありません。作業環境にも言えます。良い習慣は良い体、身体の人になれます。




[まとめ] 

  • 片頭痛の人は身体が歪んでいます。
  • 歪みは不正です。
  • 躰は本当の身体でできています。
  • 躯と軀は部位で繋がっています。
  • 体幹は歪みを直してから鍛えましょう。
  • 姿勢美は姿美(すがたび)といいます。
  • 躾って子供のことだけではありません。
  • 習慣は人を作ります。